昨日雨が降らなければ…
そして、今日も雨が降る。
明日は雨が止むらしい。でも明日では意味がない。
穴がある。
だから塞ぐ。
そのために解決手段を導く。
けれども、いざやってみると、最後の一つがうまくいかない。
だから足掻く。足掻けるだけ足掻く。とにかく足掻く。
突然、穴が塞がれていた。
そんなことが続く。
空回り。
得てしてそんなもの。
何が?
それはご想像にお任せする。そういう気分。
以下、東方の音楽について・その3 予告通り今回も紅魔郷の音楽です。
といっても、予想がつくように残るはボスとExtraだけ何ですよね。
亡き王女の為のセプテット
紅きカリスマ レミリア・スカーレットのテーマ。
説明のためにイントロA→イントロB→メロA→メロB→サビA→サビBとします。
大体メロディーラインやその楽器で分けてあります。分かるよね?
ゲーム中はイントロBとサビBの間をループしてるわけです。
この曲は静かなイントロAの流れからメロBで一気に激しく早い流れに。
同時にメロディーやパーカッションもころころと多種多様に変化する。
この流れが傲慢で強くてだけども子供染みて飽きっぽいレミリアらしい。
サビはメロディアスでお気に入り。特にサビBのピアノの掴みにくい旋律は良い。
この曲のアレンジは多種多様。好きなのが色々あるけどその中から一つ。
「Mirage ~夜奏幻樂団」収録の『ピアノ協奏曲「レミリア」』。
ピアノ協奏曲の名通り、ピアノ中心のオーケストラアレンジである。
ピアノのイントロで始まり、メロディーの落ち着きのあるオーケストラ。
そして、サビで奏でられるピアノの流麗なメロディーソロは秀逸。
ぜひこのようなピアノアレンジを弾いてみたいものだが、如何せん、指が追いつかない。
U.N.オーエンは彼女なのか?
悪魔の妹 フランドール・スカーレットのテーマ。
紅魔郷の音楽ではこれが一番お気に入りである。次点に妖魔夜行。
しかし、いざ解説しようとすると何とも表現しがたい曲である。
メロディーラインが全体的に不気味であり、またどことなく細い感じがある。
主旋律の音色も電子音で後ろのノイズのような音も何もかもがズレている。
まるで曲自体が【コノ世ニ存在シテハイケナイモノ】、そんな感じがする。
だからこそ、この曲を初めて聴いたときに鳥肌がたち、そして惹かれたのだろうか?
姉のレミリアとは全く違う、フランドール。
『紅魔狂』。 その禍々しさを表現しきった曲である。そう思う。
ちなみに、自分はまだ紅魔郷のExtraステージを出していない。
妹様の弾幕は文花帖のみでしか見たことがない。
東方は曲と弾幕が合わさってこそなので、Extra後では印象は変わるだろう。
さて、この曲の同人アレンジは沢山ある。人気があるのだろう。
その中から「Cradle -東方幻樂祀典-」収録のアレンジをお薦めする。
正統なアレンジだが、原曲よりも激しさが増している。不気味さは若干減。
複雑に変化するメロディーと担当楽器が良い疾走感を醸し出している。
原曲にはないピアノとギターのソロはスピード感に加え、焦りを感じさせる。
ピアノで弾くと、原曲のメロディーまんまでは音数が少なく、雰囲気がない。
音を補ったり、密度を上げたりしてアレンジを加えてみるが、独特の
禍々しさを表現しきれず、如何せんうまくいかない。
弾くのは簡単だが、表現するのは難しい曲である。
今回は2曲のみの紹介ということで、それぞれいつもより多めに感想を書いてみました。
え、何?多すぎる? まぁそこは勘弁してください。
さて、紅魔郷は今回で終わり。長かった。そんな気がします。
次回は順当に行くと妖々夢だけど、あくまで予定は未定。そんな感じ。
[0回]
PR